平成最後のThinkPad s30 その1 ~会遇篇~
弟者より入電。
弟者「もしもし兄者?s30いらん?」
わし「弟者よ、ThinkPad s30のことであるならワシはいらぬ。すでにミラージュブラックを3台持っていて我が青春時代を回顧するにはそれで十分じゃ」
弟者「そっかー。でも今回の出物はUSキーボードなんだけどなぁ」
わし「!?」
弟者「ミラージュブラックでコレクションからの放出品らしくミラージュブラックのCD-ROMドライブもついてしかも保守用部品もあるとか」
わし「分かった。いくらじゃ」
弟者「9万1千円」
わし「……キャバキャバキャバ!」
そういうわけで、9万1千円でPentium3 600MHzでメモリ256MB(※これがMAX!!)なマシンが転がり込んできた。
~検品~
届いたブツを弟者より査収。
おお、これは状態が良い。これだけ状態が良いのはなかなかないだろう。
USキーボードも久々に見た……っていうかUSキーボードのs30もう持ってるんだけどね。
でも15年ぐらい前にEnterキーが吹っ飛んで以来Shiftキーがそこに代わりにハメこんであるのさ。
だから本物のフル配列のUSキーボードは久々に見る。
思えば中学生の時にUSキーボード配列のs30を買ってから、変態キーボード道とThinkPad沼の両方にハマってしまったのだったなぁ。
キーボードのSpaceキーがハネ返る時に若干ねっちょりする。
ゴム劣化か?と思ったけど、基盤の裏のボンド?が若干パンタグラフに支障していたようだ。
マイナスドライバーでボンドを削って終了。
動作も特に問題ないようだ。
この世代のコンピュータはいろんな理由によりすでにOSが起動できなくなっていることも多い。
理由は本当にいろいろだ。だから一概にこれが原因と言い切ることも難しい。
しかし一応W2Kが起動するということは、基盤各所の状態も大丈夫ということだろう。
弟者「兄者、ところでWindows 2000で使い続けるつもりなのかい?」
わし「それは無理といふものじゃ。W2Kではネットに接続してはならぬ。末代までたたられるぞよ」
つづく。
初期のCFカード
が、出てきた。
普通に互換性はあるので、フォーマットすれば使えると思う。
カードリーダに挿入するとフォーマットするように求められるが、フォーマットはしなかった。
なにか良いデータが入ってて、何らかの方法で読めるかもしれないから。
なぜ出てきたかについては、来週明けあたりに書ければ書くかもしれない。
IIJのプリペイドSIM
「録画中にキャンセルされた可能性があります」「ファイル保存で致命的なエラーが発生した可能性があります」
年末、リモートデスクトップで録画鯖を監視していたら、エラーを吐いて録画が途中で切れまくっていた。
「ファイル保存で致命的なエラーが発生した可能性があります」
の方は、エラーが記録されるだけで一応録画ファイルは保存されている。
がしかし、
「録画中にキャンセルされた可能性があります」
の方は録画が途中で切れているので極めて深刻な障害だ。
もちろん録画中にキャンセルなどしていない。どうも勝手にEDCBが途中で落ちているようだ。
原因を調べるには、
- HDDの異常
- 時計が狂ってる
が原因とあるが、
- CrystalDiskInfoで調べるもSMARTに異常なし。代替処理済セクタなどの生の値に異常なし。
- 時計は秒単位で異常なし。念のため一回タイムサーバと同期させるもほぼ変わらず。
とのことで参ってしまった。
結果、やりたくなかったが、邪神ちゃんドロップキックの一挙放送を犠牲にして録画鯖を2019/01/01 0:30頃に再起動させた。
以来このエラーは出ていない。
追記19/09/29
このエラーに苦しんでいる人がたまにいるみたいなので。
Windows Updateをサボって再起動していないとこのエラーが起きがち。
Windows Updateを適用して再起動すると治りがち。
ただしWindows Updateが無い状態でも一度起こったので、関係性があるのか無いのかは謎。
追記20/01/10
EDCBを最新バージョンにしたところピタッとなくなった。
最新バージョンをビルドして導入することこれおすすめ。
X210 3rd batchの注文をした
まあ表題の通り。
マザーぶっ壊しちゃったんで、まずはそれの原因究明もしたい所なんだけど、
送り返してまた送ってくるのを待っていると何年かかるかわからないので、
とりあえずi7 8650Uのモデルを2880x1920ディスプレイくっつけて送って~とオーダーしておいた。
ついでに春節が近いから速く送ってくれよ!とも念押し。
うーん、このプロジェクト、ぼく一人でいったいいくら投資してるんだろうか……。
結構な量の投資になっているので、ま、とりあえず、頑張って欲しい。
X210 2880x1920 screen その7(破壊編)
急に映らなくなったのでフレキをいじってたら、
マザーの方を壊しちゃったっぽい(泣。
……いろんな意味で続報を待て。
X210 2880x1920 screen その6
ゴッドはんだ(株)に半田付けをしてもらった。
(想像はしていたがかなり小さい。サービスに頼んでよかった)
ついでに半田付け部分付近の固定もしてもらった。
ありがたやありがたや。
基盤とフレキについては安定して画像が表示されるのにコツがいるので、
もしやろうと思っている人がいたら工夫しながらやって欲しい。
最初画像が表示されなくて焦ったが、半田付け部分を押しつける形で固定したらうまくいった。
ちなみに、DIPスイッチは左側にしておくこと。
そういうわけで、途中いろいろあったが、結果的にはこう。
(このあと組み込み直すのに1時間かかった。つらっ)
これにて一件落着。
「第8世代Core i7」の「7列キーボードを搭載した」「3K液晶の」ThinkPadという究極の何かが完成してしまった。
これでThunderboltの外付けGPUに対応したりなんかしていたら最強であってもはや何者も寄せ付けないが、
Thunderboltはかなり実装が面倒らしいので、その辺はまあよしとする。
今回半田付けをお願いしたゴッドはんださんの情報はこちら。
ハンダ付け職人のはんだ付け講座 ゴッドはんだ株式会社(株式会社ノセ精機は、社名変更しました)
費用は
- 半田付け12000円
- 基板固定500円
- +消費税、送料
といったところ。かかった日数は3営業日だった。
まんぞく。