ヘブライ語キーボード
ヘブライ語キーボードを買った。
配列としてはUS配列に準じている。なのでUS配列として使うことが出来る。
US配列として使用できる非USキーボードは実は少ない。ハングル、簡体字、繁体字、ロシア語、タイ語(!)あたりがUSと共通だが、UK、フランス語、ドイツ語あたりはもう互換ではない。
個人的には、世界的に見て、横長Enterキーのキーボードよりも、カギカッコ型Enterキーのキーボードの方がポピュラーなのではないか?と思っている(日本語KBもカギカッコ型Enterキーである)。
アラビア語キーボードはUS互換の横長Enterキー配列と、カギカッコ型Enterキー配列の2種類ある。
以前前者のX201系用キーボードをamazon.co.ukで注文したところ、
船便に載せられて到着まで1ヶ月もかかった上にどう考えても新品ではなく、キーの裏に大量に髪の毛が入っていたのには閉口した。
キートップ自体も純正のものにアラビア語のペイントを施したもので、(シールを貼っただけよりはマシだが)お世辞にもクォリティが良いとは言えなかった。
真正品は、FRUも割り振られているし、製造自体もされているようで、
Aliexpressで在庫切れながらも見つかったことがある。
そういうわけでそっちもいずれ機会があったら手に入れたいと思っている。
平成最後のThinkPad s30 その4 ~皆殺し篇が一番好きだよね篇~
~OSインストール続行~
ってあれ?Linuxは?
弟者「これってWindows XPじゃね?サポート切れのOSはまずいですよ!」
わし「これは床に転がっていたWindows XPのベータ版じゃ。最初からサポートなどないのじゃ」
弟者「Linuxは結局諦めて?」
わし「唯一マトモに動くGentooが何かの何かで動かない以上とりあえずOSを入れるのじゃ」
わし「うーん……」
やっぱりShiftキーが動かねえ。
弟者「掴まされましたな」
わし「掴んだのはテメーだろ!っていうか多分出品者も気づいてねーだろーな。まあいいや、どうせ見た目だけのもんだし」
弟者「どうする?」
わし「どっかに飾るかねぇ」
飾るなら飾るでどこにどう飾るかじゃのう……。
弟者「床の間じゃね?」
わし「床の間か!」
というわけで実家の床の間に決定。
平成最後のThinkPad s30 その3 ~絶望篇~
~前回までのあらすじ~
UbuntuやArch等のx64専用OSに門前払いを食らい、FreeBSD、NetBSD、BodhiLinux等々様々な*nixディストロに嫌われ、仕方なくGentoo Linuxをインストールしているわしと弟者。
ところがGentoo Linuxをインストール中に大問題が発生した。
弟者「兄者兄者!Shiftキーが効かんのですよ!」
わし「なんじゃと!?」
うーん確かに効かない。
外付けキーボードでも足してみるか。
わし「おおっ外付けキーボードのShiftキーは効いた!」
弟者「これってShiftキー壊れてんのかな?」
わし「うーむ。壊れている可能性もありそうじゃのう。壊れていたとして、予備用パーツは豊富にあるっちゃあるが、直すのが面倒じゃのう」
弟者「でも直さなきゃ」
わし「いずれな」
Shiftキーが壊れているようじゃ実用には耐えん。
まあ元々観賞用みたいなものなのだが……
それについては後々考えよう。
~Gentoo Linuxインストール続行中~
弟者「tarボールの展開が遅いよ兄者~」
わし「tarボールの展開……何年ぶりかのう……」
みなさんはtarボールの展開にどういうオプションを付けていましたか?私は tar zxvf でした。
zxvfのそれぞれにどういう意味があるのかは知りません。
知る前にrpm、そしてapt-getの時代が始まりました。
~ネットに接続しよう~
弟者「ところでネットはどうすんの?」
わし「PCMCIAカードのLANを刺すよ」
弟者「む?これ無線LANモデルのs30ぞ?」
わし「だからなのじゃ」
無線LANモデルといっても刺さっているのは昔のb/gカード。
今のルーターとは通信できない可能性もある。
換装しようにも昔のmini PCI規格なので代替はほぼ同じ世代の古い無線LANカードしかない。
それに、うまいこと802.11gでつながったところで、最高速度は54Mbpsだ。
わし「あと、最近のLinuxディストロはみんなセットアップ段階でネット接続を求めてくるのじゃ。そのたびにいちいち無線LANカードを認識させてアクセスポイントをサーチしてつなぐみたいなことは……よしんば無線LANカードがうまいこと認識されたとしても、そういうやりとりをCUI上ではやりたくないじゃろ?」
弟者「確カニ毛ガニ」
というわけで有線でつながせていただく。
今回使用したのはコチラ
BUFFALO LPC-CB-CLGT CardBus用LANカード
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幸いにして動作は快調だ。イッパツで認識した上イッパツでIPをゲット。
弟者「昔のLinuxはこうはいかんかったよね~」
わし「その通りじゃ。有線ですらドライバを当てるのに一苦労したんだから、無線LANなんかは途方もなく面倒じゃった。それこそ怪しいtarボールを拾ってきて自分でmakeしてゴニョゴニョ……」
平成最後のThinkPad s30 その2 ~魂心篇~
s30を手に入れてまずやらないといけないことは、
OSのインストール
である。
デフォルトのWindows 2000は使うに堪えないし、
Windows 7もほぼインストール不可とみてよいからだ。
~HDD換装~
とりあえずHDDという回転するモノは時代後れであるからして排除する。
メインマシンにブルーレイドライブついてんじゃんとかは言わない。それは常時回転してないからいいのだ。
玄人志向 セレクトシリーズ mSATA SSD IDE変換アダプター KRHK-MSATA/I9
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弟者「そのゼロスピンドルって言葉もとんと聞かなくなったねぇ」
わし「そうじゃな。HDDだけが搭載のPCは1スピンドル、光学ドライブがついていたら2スピンドル。MacBook Airが光学ドライブを取り去ったとき、誰もがビックリしたものじゃ」
~OSインストール FreeBSD篇~
FreeBSDをCD-ROMに焼いてCDドライブにイン。
ちなみにThinkPad s30はTEACのCD-ROMドライブでないとブートしない。
当然のことだがUSBメモリからのブートなど絶対不可であるので注意しよう*1*2。
純正品はIBM印だがTEACのOEM品だ。多分な。
もちろんのことだが私はすでにs30のためだけにTEACのCD-ROMドライブを持っている。がしかし、せっかくなのでミラージュブラックのCDドライブで接続。
ウィーン……
(待つこと数分間)
わし「むっ……IOエラーか」
弟者「いらっしゃーい!」
平成最後のThinkPad s30 その1 ~会遇篇~
弟者より入電。
弟者「もしもし兄者?s30いらん?」
わし「弟者よ、ThinkPad s30のことであるならワシはいらぬ。すでにミラージュブラックを3台持っていて我が青春時代を回顧するにはそれで十分じゃ」
弟者「そっかー。でも今回の出物はUSキーボードなんだけどなぁ」
わし「!?」
弟者「ミラージュブラックでコレクションからの放出品らしくミラージュブラックのCD-ROMドライブもついてしかも保守用部品もあるとか」
わし「分かった。いくらじゃ」
弟者「9万1千円」
わし「……キャバキャバキャバ!」
そういうわけで、9万1千円でPentium3 600MHzでメモリ256MB(※これがMAX!!)なマシンが転がり込んできた。
~検品~
届いたブツを弟者より査収。
おお、これは状態が良い。これだけ状態が良いのはなかなかないだろう。
USキーボードも久々に見た……っていうかUSキーボードのs30もう持ってるんだけどね。
でも15年ぐらい前にEnterキーが吹っ飛んで以来Shiftキーがそこに代わりにハメこんであるのさ。
だから本物のフル配列のUSキーボードは久々に見る。
思えば中学生の時にUSキーボード配列のs30を買ってから、変態キーボード道とThinkPad沼の両方にハマってしまったのだったなぁ。
キーボードのSpaceキーがハネ返る時に若干ねっちょりする。
ゴム劣化か?と思ったけど、基盤の裏のボンド?が若干パンタグラフに支障していたようだ。
マイナスドライバーでボンドを削って終了。
動作も特に問題ないようだ。
この世代のコンピュータはいろんな理由によりすでにOSが起動できなくなっていることも多い。
理由は本当にいろいろだ。だから一概にこれが原因と言い切ることも難しい。
しかし一応W2Kが起動するということは、基盤各所の状態も大丈夫ということだろう。
弟者「兄者、ところでWindows 2000で使い続けるつもりなのかい?」
わし「それは無理といふものじゃ。W2Kではネットに接続してはならぬ。末代までたたられるぞよ」
つづく。
初期のCFカード
が、出てきた。
普通に互換性はあるので、フォーマットすれば使えると思う。
カードリーダに挿入するとフォーマットするように求められるが、フォーマットはしなかった。
なにか良いデータが入ってて、何らかの方法で読めるかもしれないから。
なぜ出てきたかについては、来週明けあたりに書ければ書くかもしれない。