水無瀬さんごのブログ Season2

ゼロ年代口調を抑えきれない ※技術力要素はありません ※文章力要素もありません

ChromeでYoutubeを視聴するとDropped Framesがカウントアップしてカクつく

という表題通りの問題が発生していたのだが、いつの間にか直った。
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とはいえ、Firefoxとかで監視するとカウントは0で、めったなことではカウントアップしないので、
何らかの問題を抱えているのは抱えているんだろうと思う。
Chromeのバージョンアップでそのうち改善するかもしれない。
でも発生しているときは画質をいくら落としても改善しなかったりで大変だった。

録画鯖、快調

久々に録画鯖ネタ。といっても久々なのには理由があって、快調だから書くこともないというわけだ。
例の途中でEDCBが落ちて「起動していなかった可能性があります」になるやつは、どうも一週間以上(10日ぐらいか?)起動していたら発生するようで、
週一にメンテとWindows Updateをかねて再起動してやれば発生しなくなった。

このような記事を書くと決まって不調に陥るものだけど!

ヘブライ語キーボード

ヘブライ語キーボードを買った。
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配列としてはUS配列に準じている。なのでUS配列として使うことが出来る。
US配列として使用できる非USキーボードは実は少ない。ハングル、簡体字繁体字、ロシア語、タイ語(!)あたりがUSと共通だが、UK、フランス語、ドイツ語あたりはもう互換ではない。
個人的には、世界的に見て、横長Enterキーのキーボードよりも、カギカッコ型Enterキーのキーボードの方がポピュラーなのではないか?と思っている(日本語KBもカギカッコ型Enterキーである)。
アラビア語キーボードはUS互換の横長Enterキー配列と、カギカッコ型Enterキー配列の2種類ある。

以前前者のX201系用キーボードをamazon.co.ukで注文したところ、
船便に載せられて到着まで1ヶ月もかかった上にどう考えても新品ではなく、キーの裏に大量に髪の毛が入っていたのには閉口した。
キートップ自体も純正のものにアラビア語のペイントを施したもので、(シールを貼っただけよりはマシだが)お世辞にもクォリティが良いとは言えなかった。

真正品は、FRUも割り振られているし、製造自体もされているようで、
Aliexpressで在庫切れながらも見つかったことがある。

そういうわけでそっちもいずれ機会があったら手に入れたいと思っている。

平成最後のThinkPad s30 その4 ~皆殺し篇が一番好きだよね篇~

~OSインストール続行~

ってあれ?Linuxは?
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弟者「これってWindows XPじゃね?サポート切れのOSはまずいですよ!」
わし「これは床に転がっていたWindows XPのベータ版じゃ。最初からサポートなどないのじゃ
弟者「Linuxは結局諦めて?」
わし「唯一マトモに動くGentooが何かの何かで動かない以上とりあえずOSを入れるのじゃ」

わし「うーん……」

やっぱりShiftキーが動かねえ。

弟者「掴まされましたな」
わし「掴んだのはテメーだろ!っていうか多分出品者も気づいてねーだろーな。まあいいや、どうせ見た目だけのもんだし」
弟者「どうする?」
わし「どっかに飾るかねぇ」

飾るなら飾るでどこにどう飾るかじゃのう……。

弟者「床の間じゃね?」
わし「床の間か!」

というわけで実家の床の間に決定。

平成最後のThinkPad s30 その3 ~絶望篇~

~前回までのあらすじ~

UbuntuやArch等のx64専用OSに門前払いを食らい、FreeBSDNetBSD、BodhiLinux等々様々な*nixディストロに嫌われ、仕方なくGentoo Linuxをインストールしているわしと弟者。
ところがGentoo Linuxをインストール中に大問題が発生した。

弟者「兄者兄者!Shiftキーが効かんのですよ!」
わし「なんじゃと!?」

うーん確かに効かない。
外付けキーボードでも足してみるか。

わし「おおっ外付けキーボードのShiftキーは効いた!」
弟者「これってShiftキー壊れてんのかな?」
わし「うーむ。壊れている可能性もありそうじゃのう。壊れていたとして、予備用パーツは豊富にあるっちゃあるが、直すのが面倒じゃのう」
弟者「でも直さなきゃ」
わし「いずれな」

Shiftキーが壊れているようじゃ実用には耐えん。
まあ元々観賞用みたいなものなのだが……
それについては後々考えよう。

Gentoo Linuxインストール続行中~

弟者「tarボールの展開が遅いよ兄者~」
わし「tarボールの展開……何年ぶりかのう……」

みなさんはtarボールの展開にどういうオプションを付けていましたか?私は tar zxvf でした。
zxvfのそれぞれにどういう意味があるのかは知りません。
知る前にrpm、そしてapt-getの時代が始まりました。

~ネットに接続しよう~

弟者「ところでネットはどうすんの?」
わし「PCMCIAカードのLANを刺すよ」
弟者「む?これ無線LANモデルのs30ぞ?」
わし「だからなのじゃ」

無線LANモデルといっても刺さっているのは昔のb/gカード。
今のルーターとは通信できない可能性もある。
換装しようにも昔のmini PCI規格なので代替はほぼ同じ世代の古い無線LANカードしかない。
それに、うまいこと802.11gでつながったところで、最高速度は54Mbpsだ。

わし「あと、最近のLinuxディストロはみんなセットアップ段階でネット接続を求めてくるのじゃ。そのたびにいちいち無線LANカードを認識させてアクセスポイントをサーチしてつなぐみたいなことは……よしんば無線LANカードがうまいこと認識されたとしても、そういうやりとりをCUI上ではやりたくないじゃろ?」
弟者「確カニ毛ガニ」

というわけで有線でつながせていただく。
今回使用したのはコチラ

BUFFALO LPC-CB-CLGT CardBus用LANカード

BUFFALO LPC-CB-CLGT CardBus用LANカード

幸いにして動作は快調だ。イッパツで認識した上イッパツでIPをゲット。

弟者「昔のLinuxはこうはいかんかったよね~」
わし「その通りじゃ。有線ですらドライバを当てるのに一苦労したんだから、無線LANなんかは途方もなく面倒じゃった。それこそ怪しいtarボールを拾ってきて自分でmakeしてゴニョゴニョ……」

~インストール~

qiita.com

わし「ここを参考にしてインストールを進めるゾイ」

ところがなんかエラー。
眠いので明日以降に続く。

平成最後のThinkPad s30 その2 ~魂心篇~

s30を手に入れてまずやらないといけないことは、
OSのインストール
である。

デフォルトのWindows 2000は使うに堪えないし、
Windows 7もほぼインストール不可とみてよいからだ。

~HDD換装~

とりあえずHDDという回転するモノは時代後れであるからして排除する。
メインマシンにブルーレイドライブついてんじゃんとかは言わない。それは常時回転してないからいいのだ。

IDE→mSATA変換基板で無理矢理ゼロスピンドル化する。

弟者「そのゼロスピンドルって言葉もとんと聞かなくなったねぇ」
わし「そうじゃな。HDDだけが搭載のPCは1スピンドル光学ドライブがついていたら2スピンドルMacBook Air光学ドライブを取り去ったとき、誰もがビックリしたものじゃ」

~OSインストール FreeBSD篇~

FreeBSDをCD-ROMに焼いてCDドライブにイン。
ちなみにThinkPad s30TEACのCD-ROMドライブでないとブートしない
当然のことだがUSBメモリからのブートなど絶対不可であるので注意しよう*1*2
純正品はIBM印だがTEACOEM品だ。多分な。
もちろんのことだが私はすでにs30のためだけにTEACのCD-ROMドライブを持っている。がしかし、せっかくなのでミラージュブラックのCDドライブで接続。

ウィーン……

おお、USB1.1だ。遅い*3

(待つこと数分間)

わし「むっ……IOエラーか」
弟者「いらっしゃーい!」

NetBSD篇~

FreeBSDがダメならNetBSDだ。

弟者「起動しませんねぇ」
わし「IDE→mSATA変換基板がいかんのかのう……」

Gentoo篇~

起動!!

わし「さすがわしの見込んだLinux

ちゃっちゃっとパーティションを切る。
パーティションを切るっていう作業自体十年ぶりぐらいにやったぞ。
ちゃんと32GBのSSDが見えているから、IDE→mSATAの変換自体はうまくいっているようだ。

弟者「でもこれ、Shiftキー効かないよ?」
わし「ナヌ?」

うおっ本当だ。アンダーバーも、「:」も入力できないではないか。
これでは「https://」も入力できない。

さて、どうする、折部やすな。

*1:BIOSの起動メニューに「Removable Disk」ってあるんだけど、多分FDDのことだね~。

*2:じつは不可能なわけではない。一回それを経由してDVDドライブを叩くという方法を使おうとしたことがある(失敗した)。方法は忘れたので各自調べるように。

*3:でもUSB2.0PCカードを挿したりするとCPU負荷がかかりすぎてとんでもなく重くなる。USB2.0はCPU負荷が高いのだ

平成最後のThinkPad s30 その1 ~会遇篇~

弟者より入電。

弟者「もしもし兄者?s30いらん?」
わし「弟者よ、ThinkPad s30のことであるならワシはいらぬ。すでにミラージュブラックを3台持っていて我が青春時代を回顧するにはそれで十分じゃ」
弟者「そっかー。でも今回の出物はUSキーボードなんだけどなぁ」
わし「!?」
弟者「ミラージュブラックでコレクションからの放出品らしくミラージュブラックのCD-ROMドライブもついてしかも保守用部品もあるとか」
わし「分かった。いくらじゃ」
弟者「9万1千円
わし「……キャバキャバキャバ!

そういうわけで、9万1千円Pentium3 600MHzメモリ256MB(※これがMAX!!)なマシンが転がり込んできた。

~検品~
届いたブツを弟者より査収。
おお、これは状態が良い。これだけ状態が良いのはなかなかないだろう。
USキーボードも久々に見た……っていうかUSキーボードのs30もう持ってるんだけどね。
でも15年ぐらい前にEnterキーが吹っ飛んで以来Shiftキーがそこに代わりにハメこんであるのさ。
だから本物のフル配列のUSキーボードは久々に見る。
思えば中学生の時にUSキーボード配列のs30を買ってから、変態キーボード道とThinkPad沼の両方にハマってしまったのだったなぁ。
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キーボードのSpaceキーがハネ返る時に若干ねっちょりする。
ゴム劣化か?と思ったけど、基盤の裏のボンド?が若干パンタグラフに支障していたようだ。
マイナスドライバーでボンドを削って終了。

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動作も特に問題ないようだ。
この世代のコンピュータはいろんな理由によりすでにOSが起動できなくなっていることも多い。
理由は本当にいろいろだ。だから一概にこれが原因と言い切ることも難しい。
しかし一応W2Kが起動するということは、基盤各所の状態も大丈夫ということだろう。

弟者「兄者、ところでWindows 2000で使い続けるつもりなのかい?」
わし「それは無理といふものじゃ。W2Kではネットに接続してはならぬ。末代までたたられるぞよ」

つづく。